Y's Atelier(ワイズアトリエ)
石川県金沢市の一級建築士事務所

笑顔の生まれる空間を創りたい|企画から設計・監理・アフターケアまで

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学びの部屋

■H28年1月28日(木)
 講師:(株)武蔵境自動車教習所 高橋 勇 会長

「経営理念で会社は変わる!!」

 経営って面白いなと感じさせられた講演でした。何故か?
それは経営は挑戦だと言っているように感じたから。
挑戦するって創造性が必要ですよね。
創造性を発揮するには多くの気づきが必要です。
やはり、気づきの能力は成長のために重要な要素になり得ます。

講演の中では刺激的な言葉のオンパレードでした。
「本気でやると、周りの人が助けてくれる。」
「人生を楽しむ。経営も楽しむ。」
「出会いは人生を変える。」
「人生は希望に満ちている。そうなるように頑張れるか。」
「みんなにチャンスはある。ようはどう思うかだけ。」
「与えられた時間の中で、人生を使い切る。」などなど。
とにかく聞いているだけでワクワクさせられ、なんでも
出来るのではないかと思わせられような内容でした。

経営理念は「共尊共栄」。社員さん、お客様、地域社会、取引業者
みんなが満足できるようにする。そこを徹底的に追及する姿勢に
強い意思の力を感じました。
お互いのことを認め、自らの成長に努め、そして共に豊になる。
やるんだったら徹底的に本気でやる。成果を導きだすにはそんな心構えが
必要だということを学べた講演でした。


■H28年2月18日(木)
講師:(株)DOユニオン 代表取締役 織畠 哲朗

「経営計画書が明るい企業未来を創る」

経営計画書が会社の未来を左右する、会社運営の本質的な話でズバリ、ストレートに心に響きました。経営計画書は儲けのために作るものではなく、社会貢献のために作るもの。社会から必要とされる会社にならないと、この先、生きて残れないとの事。
作成するにあたり肝となるのが、30年後この会社に勤めていて良かったと思える会社になれるかどうか。そのために何をすべきかをはっきりさせた経営計画書を作らないとダメ。作成した段階で終わりでなくその先がもっと大切。それはその都度の検証・修正を加えていくことで、本当に生きた経営計画書になるとの事でした。
更に講演は会社運営の核心へと続きます。経営計画書の原点とも言うべき、会社の存在意義を明確にさせる。そこには自分の子供の頃に培われた「良さ」を反映させること。自分の本質的な「良さ」っていうものは子供の頃に備わるということで、いたく納得させられました。そしてそれが理念となり、会社の大黒柱となる。自分の「良さ」を組織の中で更に発展させ、組織として社会に対し、こんなことがしたいってものが出てくると、その実現のために何をしないといけないかを求め、それが経営計画書となって形作られる。まずは『会社が楽しい!仕事が楽しい!』と思えるような会社創りを目指さないといけないとエネルギッシュに語って頂きました。

H28年4月25日(月)
講師:株式会社 永楽堂 代表取締役 近藤 佳樹

「このマーケットを獲る」   

マーケット戦略で、自社の強みを十二分に発揮できる領域を分析し勝負をかける、そして結果を出す。そのような戦略で成績を大いに伸ばしている企業です。狙った獲物を確実に仕留めるがごとくのしたたかな経営手腕についてじっくりと話を聞くことができました。永楽堂さんはパン屋を経営している企業です。パン業界を取り巻く環境は変化が激しく、国策で強い企業(特に大企業)しか生き残れないような仕組み作りが行われ、その変化は徐々に浸透し、今手を打たないと手遅れになるといった危機感な状況に直面していたとの事。そうした中自社の強みとは何か、それを活かせる領域はどこかといった事を分析し、その結果焼成パンにたどり着いたそうです。大企業でもなく個人経営の小規模でもないその中間領域、ここはパン業界では空白の領域だったと気付き、狙いを定め全力で勝負をかける。確実に勝てるマーケットに自社の強みをぶつけ結果を出し続ける。まさにマーケットを制する者は勝負を制するごときの仕事ぶりでした。ただ成長し続ける術に秘策があるわけではなく、地道な取組みを続けることが結果につながるとの事。それは①仕入れのこだわり、②製造方法へのこだわり、③提案営業へのこだわり(パンのある生活を提案)の3つの要素をしっかりと押えることでした。マーケット分析と自社の強みの両輪がしっかりと機能することで企業の更なる成長へとつながるとの事。

■H28年5月24日(火)
講師:橋梁技研(株)代表取締役社長 杉本 博樹

「社内勉強会で強い組織を創ろう」

 土木業界で着実に実績を積み、結果を出してきている企業です。土木業界は殆どが税金で作っている公共工事なので、独自色を出せない。他社との差別化を図った商品で受注を獲得するといったことができない。そうすると、どこで差別化を行うのか。企業は2つの選択を迫られます。価格優先か価値優先かの選択を。橋梁技研さんはそこで価値優先の道を選び、そのための会社作りに日々努力を重ねているとの事。自社が社会に提供できる価値とは何か。性格で迅速な仕事、多くの実績、安全・確実な施工、法令順守
、クレームへの対応力があると分析する。全てが人間性が深く関わるものばかり、そこから社員教育の必要性を意識し始めましたと。自社の強みを生かし、差別化を図るには常に変化が必要。停滞は価値損失につながるとの強い危機意識のもと、結果とプロセスの法則を学び結果を変えるにはプロセスを変えないといけない。そこには社員のスキルアップがかかせないとの事。社員一人ひとりの成長が会社組織の成長をもたらし、社会からの評価につながる好循環を生み出す。そのための社内勉強会は着実に結果を導き出しているようです。
現状維持からは何も生まれない。変わる勇気を持たないといけない。思考を変えることで物事を変えていける。常にその事を肝に銘じ、それが習慣になるところまで意識を高めていくことができれば結果は自ずと付いてくるように感じました。

H29年1月26日(木)
講師:有限会社 野間田鍍金工場 代表取締役 島 信司

『リーダーになるという事』 
 
 話す言葉の一つ一つに説得力があり、ああそうなんだと素直に受け入れることができるとても魅力的な方だと感じました。その講師が最初に発した言葉は「経営力とはトップが変わる・変われる力」という事でした。その言葉のとおり通り自身が変わり社員が変わり会社を変え現在の会社を作り上げてきたその様について色々とお話をいただきました。
まず一つ目はコミュニケーションについて、社内のコミュニケーションがきちっとできる企業は必ず伸びるとの事。ではどうやって?①相手の欲している事を話してあげる。②相手が望んでいる事を理解してあげる。③相手の話を集中して、そして肯定的に聞いてあげる。などなど相手に寄り添ってあげることがコミュニケーションを良くする秘訣のようです。続いて二つ目は残業を辞める。単純に定時になったら仕事を終えるということではなく、個人のパーフォーマンスを上げ仕事の効率を上げて利益率を向上させ、同じ賃金を約束するといったものでした。そのために何をしたか?個々の売上率を全て洗い出し、その中にあるただ働きの仕事を削除していったとの事。「何故ならば」をしっかり伝え、いかにやる気にさせるかが肝になるようです。三つめは会社の質を高める。その取組みは、社員に資格を取らせるといったものでした。様々な資格を持つことによって、社会から認められ、これまで依頼のなかったところから仕事を頼まれるようになる。質の高い仕事を社会は求めている。そのニーズに応えることでウィンウィンの関係が築けるとの事。個人の質を上げることが会社の質を高め、その結果として値段の高い仕事を受注することができる。まさに好循環を作リ出す事ができる。常に「何故?」の意識を持ち、気付きながら考え、対応していくことによって、会社の質を高め続ける事が大事との事。最後にリーダーに最も必要な資質とは何か?それは徹底的に継続してやり続ける力、最後まで粘り強く成果を作り出すまであきらめずにやり切る力との事。

H29年2月23日(木)
 講師:喜多ハウジング株式会社 取締役会長 喜多計世氏

『学ぶ習慣で社風は変わる』 
 
 現在のご自身を作り上げるに至った原点は、高校の時の苦い経験にあるとのこと。目標の無い生き方はなんと惨めなのかと、その時に思ったそうです。そこからの生き方は、常に目標を掲げ、その実現に邁進する。その生きざまはまさに信念の人だと感じました。
自分のやりたいことを正々堂々とやる。自分らしく生きる。そのスタイルを貫き通すことが大切だと力強く語っていただきました。特にご自身の会社が携わる建設業において必要なものは「人」への教育だと核心に至り、そのためにどのような環境が望ましいのか、出した結論は如何に社員さんをモチベートできるか、人は任されると非常に大きな成果を出すことができる。だから目指すはこの一点に尽きると。『明るく、楽しく、元気に自由に伸び伸びと任されて働ける環境』が原点となり、その実現に向けて非常に多くの学びのカリキュラムが確立されていました。そうした環境の中で価値観が徹底的に鍛えられ、社員みんなが同じベクトルで働いている。だからこそ北陸でNO.1の結果を出せるのだと実感しました。ただ学びの成果はすぐに出てくるものではなく5~10年後にようやく開花してくるとのこと。学びの継続が自身の成長、ついては会社の成長につながると改めて感じ取ることができました。例会は更に熱を帯びていき、刺激的な言葉のオンパレードとなっていきます。
・営業はしない!お願いしますと言わない!これはコアコンピタンス経営を確立させたビジネスモデルだからこそできること。そのために何をすべきか皆で考える。これが楽しい仕事につながるんだと。
・会社がまずすべきことは社員さんが楽しく幸せに働ける環境を作る事。社長はその事に真剣に取り組まないといけない。顔色をうかがいながらでは何も伝わらない。本当に社員さんの事を考えての行動は必ず伝わる。
などなど、実績を踏まえての話にはとても説得力がありました。
全てにおいて目的を持ち、考え、行動し、成果を出す。より良い人生を送る上でこのサイクルが常に軸にあるべきだと、そうすれば人生は変わるとの事。

H29年3月24日(木)
 講師:株式会社 王宮 道頓堀ホテル 代表取締役 橋本 正権氏

『ありがとう経営で業績アップ』 
 
 ありがとう経営とは、ありがとうが響き合う会社と位置づけ、橋本社長がどのように会社づくりに取り組んできたかをお話いただきました。以前は会社の部門間の仲も悪く、社員も3か月に1人が辞めていくような会社だったとのこと。そうした中、理念と経営の勉強会の導入を強く勧められたが社員の辞めていくのが怖くて言い出せずに。でもこのままではダメだと思い、意を決して導入に踏み切る事に。いざ導入してみると、社員も受け入れてくれ、人間は成長したいという思いを皆持っていることに気付く。この時を境に社風が改善され、部門間の壁も取り払らうことに、13の徳目朝礼を導入することで更に社風が良くなったとのこと。改善のベースにあるのは、勉強会を通じて自身への承認がやる気を引き出すという点。人は承認されることで大きな力を発揮する。その力は会社の成長の大きな原動力になっている。その力を引き出す手法は「ありがとうカード」「バースデーカード」「社員への表彰」など多岐にわたって繰り出されていきます。これも橋本社長が社員に対する強い思いがあってこその取組みだと感じました。手間暇を惜しまない事が肝だと。その思いは必ず社員にも通じている。ただ、業績をアップさせるには社風改善だけではダメで、戦略も必要だと。社風と戦略の両輪が大事。戦略として①ターゲットのチェンジ②モノ売りからコト売りに③流通チャンネルのチェンジをかかげ「あったらいいな」を合言葉に外国の観光客向けのサービスへと方向展開し業績の向上を図る。しかし業績は上がったものの何か物足りなさを感じると、社員が楽しく働いていない。そうした中お客様のアンケートの中に「あなたのお蔭で日本を好きになった。」とあり、社員みんなが日本をもっと好きになってもらいたいと強く思うようになり、それが使命感となり更に意欲的に自発的に動くようになったそうです。
「心に残る思い出づくりのお手伝いをする」で全社員が一体となり同じ方向を向いて、もっと良いサービスはないか、お手伝いできることはないかと強い向上心で仕事に向き合う様が道頓堀ホテルの強みだと感じました。

■H29年4月26日(水)
講師:株式会社 アイキャッチ 代表取締役 山口 鉱徳氏

『イノベーターが語るビジョンと経営計画』 
 
 アイキャッチさんは、元々は印刷会社であったところ、その会社の仕組みを崩すことをしてこられ(イノベーターと言われる所以)、現在は購買促進企業事業が中心の仕事をしているそうです。熊本県には300社程度の広告業者がある中で、黒字企業は5社のみ、その中で一番成績の良い企業がアイキャッチさんとのこと。山口社長自身も「儲かってます」と言ってたくらい業績が良いようです。今回の講演ではその「強さ」の秘密をしっかりとお話いただきました。自社の仕事をいかに分析できているか。まずは、そこが儲かる企業を創り出すためのスタートになるようです。自社の「強さ」は何か、その「強さ」を活かせているか。自社の「強さ」を単純明快にスパッスパッと言えないとダメとのこと。その「強さ」は自己評価のものではなく、周囲からの評価によるものでないと利益にはつながらない。如何に自社のことを客観的に見ることができるか、そこから見えてくる他社にはない自社の「強さ」がどのような「得(メリット)」をもたらすのか。その「得」をお客様が評価してくれた時に始めて仕事に結びつく。その評価とは自社のもたらす「得」がお客様の問題を解決できるかどうかという点。自社の「強さ」がお客様の抱える問題を解決するとすれば、それは自社が選ばれるということ。それはまさに自社の他社との差別化であると。また、講演の中ではこんなやり取りもありました。「売上高」の反対にくる言葉は何?それは「買上高」。では「売れる」の反対は?それは「買える」。つまりは売れるためにはお客様が買えるものを創らないとダメ。ここにおいても、如何に逆の立場からの目線で物事を見ることができるかが儲かる企業とそうでない企業との別れ目になることが見えてきます。最後に山口社長のこれから取組みついてもお話いただきました。それはチームビルディングによる仕事を進めるということで、社内外問わず、専門家が一つのプロジェクトに参加し高い目標を掲げてゴールを目指すというものでした。まさに現状に満足せず、貪欲に改革を進めて行く様はイノベーターそのものでした。
 

■H29年5月25日(木)、26日(金)
5月全国大会 IN岡山

『覚悟』~我、事において後悔をせず~ 
 
 このテーマに掲げた言葉は、この地、岡山が生んだ剣豪宮本武蔵の言葉だそうです。
本大会は全てにおいて『覚悟』の感じられる、そしてこれからの時代、この気持ちを持つ事の大切さを教えてくれた大会でもありました。
全国各地より、「共に学び、共に栄える」の精神を持ち、学び合う人たちが結集し、総勢で1667人となりました。同じベクトルを持つ人達がこれだけ集まると、会場内はさすがに凄まじい熱気で包まれ、ちょっと味わったことのない空気感で一杯となりました。
 
会の開始に当り、高橋副会長より挨拶がありましたが、この中でやはりといった事が述べられました。それは、これから「AI」、「IoT」の時代になっていくが、そうした中で何が最も重要になるか、それは間違いなく「人間」であると。機械が社会の中心として、その機能を発揮すればする程、「人間」の存在が大切になってくると。そのためにも自分をどんどん磨いていく必要がある。そんな事を感じました。
 
続いては基調講演です。講師は両備ホールディングス(株)代表兼CEOの小嶋光信氏。
運輸、不動産、建築を手掛けている岡山を代表する企業さんとの事。
『忠恕の経営』をテーマにした講演でした。この『忠恕』とは、お客様からのこうして欲しい、ああして欲しいといった要望に対し何かしてあげようと思って対応する心だそうです(真心からの思いやり)。和歌山県貴志駅のたまちゃん駅長をつくりだした張本人でもあります。小嶋講師の話を聞いていると、こうした会社で働いている社員さんたちは幸せだなと思いました。何故か。会社のあるべき姿とは、社員が幸せに暮らす事ができるようになるために会社が存在する。会社はそのためにツールである。とその部分をとても大切にしています。またこのようにも言っていました。会社は幸せを掴むチャンスを提供する場であると。能力主義的安心雇用が本来あるべき姿だと。そしてこの事を実現する方程式を組み立てています。
「社員の幸せ=健康×能力×やる気+夢」幸せとは提供されるものではなく自分で創り上げていくものだそうです。そのために会社はどう取組みをすべきか。小嶋講師の会社では予定利益を越えた分は全て社員さんに還元しているそうです。1000円札の現金で上司からのコメントを付けて社員さんに渡しているとの事。そうすることで社員さんは幸せを感じてくれる。そうした取組みが強靭な会社作りにつながっているのかなと思いました。
 
これ以降も内容の充実した大会運営が続いていきましたが、一貫して伝えたい事は『覚悟』の大切さ。これからの厳しい時代を乗り越えるためには、これまでと違う新たな『覚悟』が必要だと。自分はどのような「覚悟」を持つべきか。自身への問いかけを持ち帰ることのできた大会となりました。

■H29年6月22日(木)
講師:株式会社 黒田精機製作所 代表取締役社長 黒田 敏裕氏

『驚異の「品質」は「社風」から「品質至上」の追求』 
 
 黒田精機さんは、大手自動車メーカーのブレーキやエンジン部品を製造している会社です。特筆すべきは年間で7300万個の部品を製造している中で、欠品は121個。実に100万個に1個の割合でしか出ないとのこと。ではいかにそのような会社を築いてこられたのか。その当りの事を詳しく語って頂きました。会社の羅針盤となる経営理念を掲げられたのは日創研のTT講習を受けられた時で、今から22年前。『基本理念:品質至上』、『経営理念:良い品づくり、人づくり』と掲げたものの言葉だけだと感じ、言葉の意味を深めないといけないと、具体的な行動指針を示したそうです。「品づくり」:①省エネ②品質とコストの関係③魅力ある商品を提供し続ける。「人づくり」:①世の中の役に立つ人材の育成②技能・人格面での成長③物心両面の幸せ。理念に対し何をすべきかを明確に示す。やるべき行動を明確にする。この姿勢が黒田精機さんの強味を創り出していると感じました。そして社員さんに対する思い。人生の最後に満足いける人生だったと思える人生を送って欲しい。そのことを強く願うと語った言葉が印象的でした。ここに至るまでにはいくつもの大きな壁に直面し、その都度社員さんと共に乗り越えてきたとの事。そのエピソードも話して頂きました。中でも強烈なのはヨーロッパへの部品納入が順調に行き有頂天になっていた矢先、欠品問題が発生し、作れど作れど返品の嵐で創業以来の赤字に転落。そうした状況を打破したのは若手社員からの決意表明。これ以上この仕事を続けるなら社員みんな辞職しますと。黒田さんは覚悟を決めてヨーロッパへ渡り最後の交渉へ。見事問題を解決し、仕事の継続を勝ち取ることに成功。やはり社員が一丸となり「会社のために」との思いで動ける会社は強いと思いました。社長の背中を押してくれる社員さんがいてくれる事は心強い。この後は「ありがとう経営」が欠品を出さない話へと移っていきます。製造業でお客様から「ありがとう」って言われるの?と最初は戸惑いもあったそうですが、お客様から「ありがとう」って言われるにはどうすれば良いかをみんなで考えると、色々出来ることがあると気付いたそうです。全ての行動が「ありがとう」に直結する。その仕組みが確立していることが欠品を出さない大きな要因になっているようです。そして、その行動は自分の中だけで完結させず、チームで取組み、QCサークル大会として全社員で、その行動を発表し競い合う。とても刺激的な環境が用意されています。仕事は与えられるものではなく、自分たちで改善内容を考え、実行し、より良い成果を出す。そしてその成果を社員みんなで喜び合う。社員が一丸となり「ありがとう」のために何をすべきかを日々考え、行動し、改善し続ける。組織の力を十二分に発揮できる体制がここに確立されていると感じました。全ては数字が物語っています。
 

■H29年7月27日(木)
講師:古永 泰夫氏

『価格競争に巻き込まれないマーケティング戦略とは!』 
 
 今回の例会は3部構成からなり、90分+90分+70分に休憩を加えて実に5時間に及ぶ長丁場となりましたが、古永講師のあきさせない、パンチの効いた内容であっという間の例会となりました。冒頭話されたのは、ビジネスマンとしての本質です。人の気持ち・心が分かるかどうか、それに気付けるかがとても大事。「気づきの力」をどうぞ高めて下さいと。
 
  • オンリーワン経営について
 世界の先端を行ってるシリコンバレー視察から4つの大切なことを学んできたそうです。一つ目は「SPEED・SPEED・SPEED」。シリコンバレーは、何せスピード感が全く異次元。意思決定→行動→対応→改善・改革のスピードが桁違い。それはTRY・TRY・TRYとも言える。まずはこの体質を構築しないとオンリーワンにはつながらないようです。そして次は「OPTIMIZE最適化」最高品質が売れるといった考え方は捨てるべきで、実は最適品質がよく売れる。マーケティングの世界ではお客様が望む最適化を目指さないといけないと。3つ目は「CONNECTIVEつなぐ」人と人、人と物、そしてIOT。これからは情報とつながっていないと生き残れない。ここから何が見えて来るか。つながりの弱いところを克服すれば新しいビジネスが生まれる可能性があると言う事。何と何をつなげればいいかを良く考える事が大切。4つ目は「DIVERSITY多様性」本業一筋でやり続ける事は良いが、やってる事が全く変わらないでは生き残れない。進化が必ず必要。そしてこれからは働き手の環境が大きく変わってくる。男性中心から、女性、高齢者、外国人更にはロボットなど。そこにどう対応して行くかを考える事が必要。この4つの点、スピード感を持って、何と何をつなぎ、どのような社会的価値を提供できるのか、そしてどう進化させていくかを押さえる事でオンリーワンが見えて来るよう感じました。話の内容は更に踏み込んで行きます。どうすればオンリーワンの発想を掴めるか。固定観念を打破しないといけない。業界の「逆」「非常識」を考える、「ハンデ、弱み」を強味に変えるなど。つまり周りの情報に対し、物の見方を変える、そこから新たな発想が生まれる。それはまさしく奇人・変人になり切ることでもあると。
 
 
  • 独自のビジネスモデルについて
 ビジネスとは事業であり、事業=市場×商品からなり、お客様が求めている価値を商品化し、そして利益を出すことがビジネスである。そしてモデル=仕組みであり、誰がやっても同じ結果となる仕事の進め方であって、継続性を持たないといけないと。ビジネスモデルを構築するに当り、わかりやすく2つの関係性でもって示してくれました。①収益を上げるモデルと②お役立ちのモデルの関係です。この2つのモデルが時間差はあるにせよ一致して初めてビジネスモデルとして成立すると。そして、ビジネスモデルを構築するにはどこで稼ぐかをはっきりさせることが大事で、かつ価格決定に対し主導権を持たないとダメ。価格決定権を持つにはどうしたらいいのか。それには儲かる仕組みを創る事。集客の仕組み+リピートの仕組みを確立させる事。そこにオリジナリティがあるか。オンリーワンのマーケティングが確立されているかを検証する必要がある。
 
 
  • 実践マーケティング
 ここでは、マーケティングにデザイン思考を活用する手法について講演頂きました。ここ最近注目され始めた手法です。その手法は新たな市場を創り出す大きな可能性を秘めており、ここを避けていては今後生き残れない。それは、今までにない発想を活用するものであると。デザイン思考とはお客様が発する心の叫びを聞き取り、潜在ニーズを掴み、どのような事を欲しているのか、そのために何が出来るかを考え、その解決のための回答を提供して行く事。そこに至るには何が必要となるか。お客様に共感する事。では共感するためには何が必要か。感性を鍛える事、そして現場に行きお客様と同じ目線で同じ体験をする事。デザイン思考のマーケティングとは、①人や現場にフォーカスし、言葉の裏に潜むニーズに共感する。②そこから見えて来た問題に対し解決策のプロトタイプを作る。③そして事の始まりから結果に至る過程をストーリーを持って回答を提供する。このストーリー性がある事により説得力が各段に増す。お客様との何気ない会話の中から、新たな仕事の芽を拾い上げ、その可能性を追求し、市場を創造し、どのように広めていくかを考える新たなビジネス手法、それがデザイン思考によるマーケティング戦略であると。これからのビジネスマンは絵画などの文化に触れて感性を鍛える事で、共感する力を養う事が大切なんだと付け加えられました。

H29年8月23日(水)
講師:株式会社 伊藤染工場 代表取締役社長 伊藤 純子氏

『会社永続の秘訣は、良い価値観に裏付けられたチーム力だ!』
~社風の改善が財務体質の改善に~
 
 伊藤染工場さんは、創業が大正10年、今年で96年目を迎える伝統ある染物屋さんです。理念は「一刷毛(ひとはけ)に心を込めて 共に感動」。技術集団なので技術の向上を目指すことはもちろんですが、お客様への感謝お気持ちを忘れず、真心を込めた仕事をする。お客様が本当に何を欲しがっているかを一人ひとりが考え、思いを込めて染め込んでいく。そんな気持ちが込められていると。伊藤さんは三代目の社長さんとなりますが創業期からの話では
・創業期:おじいさんが、自分のする仕事で世の中の役に立ちたいとの思いから大正10年25歳の時に創業。当時は強固な心のつながりを持った家族経営をしていた。
・成長期:お父さんが2代目社長となり、高度経済成長期の中で規模の拡大を図り、量産体制を確立させる。この当時、技術的な知識は職人さんの頭の中だけにある時代だった。
・成熟期:家族経営は崩壊。KDD(勘と度胸とどんぶり勘定)経営をしていた。ただ作れば売れる時代、売上を上げていれば会社は大丈夫だと思っていた。
・衰退期:バブルの崩壊で売上が激減。お母さんの死、更にお父さんがガンに侵される中、兄の急死に直面。この時伊藤さんは専務に。会社をたたむためにこの職に就いたのではないかとさえ思えたそうです。
平成13年に社長に就任。ちょうど、創業80周年目。当時の会社は、悪しき伝統の塊。職人としてのプロ意識が高すぎ、横のつながりが全くなく、仕事が上手く伝わらない。その結果、納期遅れ、品質の低下、そしてお客様からの信頼低下を招く事に。この頃日創研と出会い、会社の経営の実態に気付くことになる。何とかしなくては、この社員たちを守ろう、この会社をつぶしてはいけないと、小さくても強い会社を創らねばならないと考えるように。そのためには、この社風を変えないといけない。そこで「理念と経営」を使った勉強会を始める。しかし最初は会社や社長の悪口大会となるも、そこであきらめず、きっと良くなると強く信じ9年間続けることで、ようやく成果が出てきたとのこと。ここから社内がどんどん変化しチームワークが醸成していくことに。幸せのチャートつくり、「誇り」つくりの取組み、社員の表彰など色んな取組みをする中、チームワークが構築され、個による仕事からチームによる仕事へと変化することで大きな相乗効果が生まれ、より大きな成果を創り出す事になる。社風が改善され、材料や人の無駄がなくなり、生産性が向上し、業務体質の改善につながる。何より社員さんと共に学ぶことで、お客様の役に立つ仕事をすることが出来るようになった。大きな変化を創り出すには、トップの意識が変わり、ゆるぎない信念でやり続ける以外なく、その結果少しずつ変化が起こりようやく成果が現れる。最後まであきらめずにやり抜く、強い意思を持つことの大切さを学べた例会でした。

H29年10月25日(水)
講師:株式会社 蒲公英(たんぽぽ) 代表取締役 藤田 順也氏

『みんなで元気になる経営!』
 
 蒲公英は、元々はお父さんのお店で17年前に今のお店に戻ってきたそうです。その当時は、お店が3店舗あり、客単価も2300円/人と安く、利益の出ない体質で、スタッフの入れ替わりも激しく人件費にも多くのお金が係っていたと。このままではダメだと思い軍隊経営に切り替え、見えとプライドのために店舗の拡大路線を突き進み、気付くと1億円の借金を背負うことに。その時SA研修を受け、20歳の時の初心を思い出したそうです。働く意味は①社員さんの笑顔のため②強くて良い会社を創るため③居酒屋の社会的地位を上げるためと。そして「愛・理念・ビジョン」で人を動かす経営へと舵を切り、理念経営への決意を固めます。それは、①経営者の器以上に会社はならない②健全な価値観の共有③経営理念の確立。経営理念を確立すると50%は成功と言われて確立したが、浸透することで初めて0%の成功となると気づき、浸透を図るために経営理念の見える化に取り組む。そして出来上がったのが「手帳」。ここには経営理念やスタッフの誕生日など大切なことがらが書き込まれ、手にしているだけで会社との一体感を感じられそうです。続いて組織とは何かについて、お話いただきました。「機能体組織」(昭和の時代:根性論で結果を求めるスタイル)と「共同体組織」(平成の時代:仲間を大切に楽しくスタイル)があると。そしていま、求められているのは昭和と平成の融合した組織創りだと。厳しい中にも、お互いに感謝し合い、支え合う社風を創り出す。そのための仕組みづくりが実に多彩にあります。ありがとう選手権や社内PSVなどなど。この取組みのベースにあるのが、物事はPDCAの内「P」で80%決まってしまうということ。まずは緻密な行動指針を立てる。その「P」が魅力的であればある程、もたらされる結果も魅力的なものとなる。魅力的な「P」から始まるPDCAのサイクルが実に有効に回っているのが蒲公英さんだと感じました。そして組織創りの根底にあるもの。それは藤田講師が社員さんの事を信用することから始まっているように感じました。社員さんが成長するために、何が必要かを考え、徹底的に時間を掛ける。人財育成の基本は会社のトップがいかに社員さんを信用し、社員さんのために時間を使っているか、そこが肝になるように感じます。最後に藤田講師が、こうしてこの時間ここに来ていられるのも、社員さんが働いていてくれるからと、涙目で語られた時は、蒲公英さんで働く人たちが、とても強い絆で結ばれていることを実感致しました。
 

H30年1月22日(月)
講師:株式会社ピーターパン 取締役会長 横手和彦氏

『思考を変えれば未来が変わる!』
モノを売るよりコトを売れ!コトを売るより人を売れ!
 
 ピーターパンさんは千葉県船橋市を中心に7店舗展開し、カンブリア宮殿に出演・1日のメロンパン販売戸数でギネス記録樹立などの偉業を達成しているお店であり、地域の人々にとっても愛されているお店です。まずはその成り立ちを少しお話いただきました。西麻布でバーを経営していた時、3才の我が子に「お父さんお仕事してないじゃないの」と言われ、きっぱりとその仕事を辞め、我が子にはしっかり働いている姿を見せたいとパン屋を始めることに。順調な業績の中、宅配ピザも始め業績を伸ばしていったそうです。そうした折、日創研から宅配ピザを捨てろとアドバイスを受け、自身何のための経営か、何をしたいのかを改めて考えることに。そしてお客様の笑顔のために仕事をやりたいと強く思うようになり、宅配ピザを分社化しパン屋1本でいく覚悟を固めます。そんな時、料理研究家が100円のパンでも贅沢は提供できますと言っていたのを聞き「これだ!」と気づき、そのことを会社に持ち帰り社員さんに話したところ、その価値観を共有できたそうです。ここがピーターパンの原点となります。21世紀の価値基準も楽しさ、豊かさ、買う楽しみなどの情緒的なものを求めるようになってきた時代性も味方につけたような気がします。事業コンセプトは「ちょっと贅沢ちょっとおしゃれな食文化の提供」と明確になることで、社員さんからは色んなアイデアが出てくるようになったそうです。目指すところは、お客様に「ありがとう」と言って頂けるお店をつくること。そのように思考が変わる事で売上も2桁で伸びるようになり、ここがモノを売る店とコトを売る店との違いだと。このまま順風満帆に行くかと思われた会社経営でしたが、部長の退社を引き金に40%の社員さんが辞める事態が勃発。改めて自分の手で人を育てないといけないと強く思うようになったそうです。そうした中、新規出店の話が持ち上がり、周りの人に相談するもみんなに反対されますが、横手会長は出店へと勝負に出ます。その判断が功を奏し、お店の更なる繁盛へとつながっていきます。そうなってくると、ここなら繁盛しますよと言ったいい条件の土地紹介の話が入ってくるなど全てが好循環し始めます。横手会長は、お客様のためにと思って取り組んでいると、運が回ってくると言います。お客様が大事にされていると感じるお店は、必ず選ばれるということでしょうか。お店というハードは真似できますが、一人ひとりの社員さんが理念やビジョンに共感し、実現しようと強く思い働く中から生まれてくるものは真似できない。そこがピーターパンさんの最も強いところだと感じました。

H30年2月24日(金)
講師:株式会社 タカミエンジ 代表取締役 室田正博氏

『本気の学びが経営を変える!』
 
 タカミエンジさんは社員17名(内パート1名)、社員満足100%、顧客満足100%をビジョンに掲げ、日々精力的に社会貢献に取り組んでいる会社です。室田社長は現場のことが一番できる人間と自負した中で1998年に独立を決意。しかし3年目に大型マンションの工事を受注するも、その工事途中で社員さんが失踪、職人も逃亡してしまう。4年目には竣工引渡し前に、電力会社に受電申請をしていなかった社員さんが出社拒否。5、6年目にもトラブルが続いたそうです。そうした中、日創研の研修を受け「学ぶ」ことの大切さを痛感する。自身教育研修を受けまくる。そして2011年には、13の徳目朝礼を導入することに。しかし、ほとんどの社員が書いてくれない。みんな朝礼に出ることも避けている。何とか書いてもらおうと室田社長は、毎日社員へメッセージを送ったそうです。また、同年理念と経営の勉強会も導入するが、余計なことを持ち込みやがってと言った空気感が漂い、3回目以降は誰も出席しなくなった。そんな中、当時いた社員9名のうち7名が辞めていくことに。これは勉強会導入のせいではなく自身に対する不満が原因だと自覚する。やらそうとしていたことが問題だと。ここから態度を改めたそうです。朝一番に出社しトイレ掃除、倉庫の片付けを行う。社員の良い行動を承認し誉める、そして全員の帰宅を見送る。毎月1回、室田通信を配信し自分の考えを伝えるなどの行動を毎日続けたそうです。そんな室田社長の一念の下、社風が改善されチームワークが形成された結果、一人当たりの利益が52倍になったそうです。前向きな社員が育つことで、お客様から選ばれる会社となり、他者との差別化を図り会社の強味となった。他社との差別化には人財しかないと確信する。そのためにも学び続けなければならない。ここで改めて何故学ぶ?①他社との差別化を人財で行うため②機会が目の前に現れたときに掴むため③自身や社員さんの潜在能力を顕在化させるため④自分自身を陳腐化させないため⑤当たり前のレベルを上げるためだと。中でも⑤が特に大事。そして、学びは目的達成のための手段でもあると言います。学ぶこと自体が大事なのではなくて何のために学ぶのかが大事だと。室田社長はこう言います。社員さん達を幸せにするために自分は学ぶのだと。このような社長の一念が強い会社を創り、社員さん達を幸せにし、結果として社会貢献に大きく寄与する会社を創ることにつながると感じました。

H30年3月22日(木)
 講師:株式会社ホクスイ 代表取締役社長 水野浩史氏

「学び」に躊躇があるあなたへ!
一歩の踏み出し方!
 
 水野さんからは、22年間学び続けてこられた中で常に心掛けてきたことをお話いただきました。「社員は仲間」との意識はいつも大切にしている。その上で、かゆいところに手の届く配慮・気配りを持ってお客様のニーズに応えること。税金はしっかりと納める。備えに対し日々努力をしている(備えあれば憂いなし)と。そしてこうも述べました。やはり社員さんが大切。社員さんが働きやすい職場つくり、楽しく働ける職場つくりを目指していると。いい仕事をするには社員さんに気持ちよく働いてもらうしかない、そのことを第一に考え日々努力されている姿がすごく良く伝わってきました。つづいて「学び」に躊躇している人に一歩の踏み出し方をお話いただきました。何故踏み出せないか、学びの研修へ行きたくないか。それは行った事のないところへは怖くて行きたくない。今まで通りでいいじゃないかと思ってしまう。それが原因だと。自分が研修へ行き続ける事ができたのは、社員さんを幸せにしたい、ビジョンを達成したい、もっと自身が成長したいと強く望んだから。そうした思いが強いからと。誰かのために何かをしたいと強く思えば思うほど、今のままではだめだと思い、自身が変わるために何かをしなければならない、そうした思いが強くなる。それが「学び」へとつながっているのだと思いました。自身の学びと伴に社員さんにも学んで欲しいと思い研修を導入されたそうですが、最初はみんな嫌がって、会社を辞める人も出たとか。そこで水野さんは、研修の意義をしっかりと説明し行ってもらうようにしたそうです。それからは毎年社員さんには研修を受け続けてもらっているそうで、水野さんと社員さんとの間で価値観を共有することができるようになり仕事も上手く回せるようになったと。社員さんから研修を受けての感想を発表してもらいましたが、水野さんの思いを社員さんたちもよく理解されているようで、とてもアットホームな感じのする発表であり、ホクスイさんは社長と社員さんたちが一枚岩となった組織として機能している、素晴らしい会社であると思いました。

H30年4月19日(木)
 講師:有限会社 ラポール 代表取締役 橘 憲一郎氏

あなたの会社は、未来を見据えた経営をしていますか?
―経営計画書が会社の希望となる―
 
 ラポールさんは、2005年の創業、今年13年目を迎える洋菓子屋さんで、現在5店舗を経営されています。女性がチームを組んで働いている会社で女性比率が実に95%にもなると。そうした中、みんなで経営方針書を作成し5期連続の黒字経営をされています。創業当初から順風満帆であったわけではなく、当時は大変なご苦労があったとのこと。「お菓子づくりは笑顔づくり 豊かさは心に橋を架ける」との理念を掲げて営業をスタートさせるも、毎日朝早くから夜遅くまで働けど利益が出ず、創業5年連続で赤字経営が続いたそうです。そうした中、日創研の研修を紹介してもらい、受講することで多くの気づきがあったそうです。中でも「経営者は人の100倍学べ」と言われたことが衝撃だったと。自分は全く学んでいなかったことに気付かされる。経営者でありながら経営のことを全然勉強していなかったと。それからは多くの研修を受講し学びを深め、自社でも経営計画書の作成を取り組み始めたそうですが、中々実践に結びつかず計画だけで終わってしまう。実践度を上げるために何をしないといけないか良く考え、毎年やり方を工夫し、出来るところから始めた結果、徐々に実践率が上がり結果が伴ってきたそうです。学んだことをそのまま取り入れようとしても成果は上がらない。自社に会う方法に置き換えて取り入れないとだめ。また、そうした取組みと伴に人財育成にも力を入れてきたとのこと。日創研の研修を自社モデルに置き換え理念研修6か月として、将来の店長候補を対象に実施しているそうで、今年は7期生を迎え着実に成果を創り出しているとのこと。こうした取組みを踏まえて人間力を向上させることで社風が良くなり、そのことが数字にも表れてきていると。人財育成や経営計画書の作成に当り、自社モデルを構築し成果を出せる体制をしっかりと形づくっているのがラポールさんの強味となり、それを生み出しているのが橘社長のリーダーシップなのだと感じました。ラポールで働く社員さんは製造と販売といった垣根を越えて、お客様の声に真摯に耳を傾け、今何をしないといけないかといった点に真剣に向き合っている。そのことが選ばれるお店に繋がっているんだと感じました。


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