築35年ほどの経つ住宅のリノベーションです。ほとんどのお部屋が格式高い日本座敷で構成されていましたが、現代の生活スタイルに合わなくなってきたことが今回のリノベーションの始まりとなりました。工事にあたり、残す部分と変える部分の整理を行い、これまでの家族の記憶を留めることを大切にしました。特に今回大きな課題となったのが夏の暑さと冬の寒さの尋常じゃない厳しさ。その解消がとても大きな問題でした。すべての部分を完璧に断熱改修しようとするととても大きな予算がかかってしまう。効果と予算のバランスをとりながら、最適解を探しながらの工事となりました。工事が完了して、新たな環境の中での生活が始まりましたが、厳しい暑さや寒さを迎えても快適に過ごせているとのことで、ほっと一安心です。
構造 | 木造2階建て |
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延床面積 | ― |